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一つのいのちプロジェクト
2024.06.16 北海道スバル

【一つのいのちプロジェクト】稚魚放流で、「水産資源、サケを守る」

北海道スバルでは、2024年5月21日(火)にサケのふるさと千歳水族館(北海道千歳市)で開催されたイベント「サケ稚魚放流体験2024」に参加いたしました。
イベントには、北海道スバルの社員11名が参加し、ふ化放流事業やサケの旅について学ばせていただきました。


サケたちは遠く北太平洋で過ごし、大きく成長してその多くは3年後の秋にふるさとの川へ戻ってくるそうです。


知識を深めた後、水族館で育てたサケの稚魚を それぞれの想いを胸に小川へ放流いたしました。


このイベントへの参加は、釣り好きのスタッフによる「サケの漁獲量が減少しているから“サケの稚魚放流”を企画しよう」という発案からスタートいたしました。
いざ企画をして詳しく稚魚放流について調べてみると
生態系には器があり「支えられる生物の数=環境収容力」は決まっていて、「稚魚放流は意味がない」というショッキングな研究結果や、絶滅してしまった種の再導入や、遺伝的な多様性が失われた集団では放流なしには回復は望めないなど
深く北海道の自然環境と漁業資源を考えるきっかけとなりました。

参加したスタッフからは
・サケにまつわる貴重なお話を聞くことができ勉強になりました。
・放流した稚魚のたった1%しか戻ってこないなんてしりませんでした。次回も参加したいです。
などなど感想をいただきました。

この第一回“サケの稚魚放流”をきっかけに北海道スバル“一つのいのちプロジェクト”として『北海道の自然を守る』さまざまな活動へと裾野を広げていきます。

来年も第2回として参加させていただきます。