HOKKAIDO SUBARU Motorsport Challenge

北海道スバルはオフィシャルスポンサーとして
全日本ラリー選手権に参戦する
鎌田卓麻選手を応援しています。

鎌田卓麻選手のプロフィール写真

Takuma KAMADA

1996年、21歳の若さで全日本ラリー選手権にデビューし、クラス2位を獲得。翌年からTEINの若手ドライバー育成プログラムに抜擢され、PCWRCやAPRCに参戦するなど早くから国際舞台で腕を磨く。2014年はSUBARU BRZで全日本ラリー選手権に参戦し、初のシリーズタイトルを獲得。2015年以降はSUBARU WRX STIで参戦を続けている。全日本ダートトライアル選手権にも参戦するなど活躍の場を広げている。

レース結果など最新情報は鎌田選手のオフィシャルサイト、
公式SNSをCheck!

北海道スバル
モータースポーツチャレンジ

モータースポーツを通して、北海道スバルのお客様に確かな技術と安心を。

“走りを極めれば安全になる”。このフィロソフィーがSUBARUの「安心と愉しさ」の源です。
北海道スバルでは、店舗で働くサービスエンジニア(以下SE)のモータースポーツ派遣を行っています。
モータースポーツでしか味わえない緊張感と時間感覚。そこでしか経験できない貴重な体験。
「北海道スバルモータースポーツチャレンジ」を通じ、挑戦から得た確かな技術を
お客様へ還元することを目指しています。

全日本ラリー選手権

2023.5/5〜5/7 Rd.4 久万高原ラリー 
参戦SE 苫小牧店 鳴海 風太郎

苫小牧店 鳴海 風太郎さん

参戦後のコメント

今回4回目の全日本ラリーの参加でしたが、初の道外、初のターマックラリーで少し不安がありました。ですが実際に終わってみると過去の経験がいかせる場面がいくつもあり、基本的な流れは変わらないので落ち着いて対応することが出来ました。

今回のラリーはSSの観戦が無く、観客全てがサービスパークだけの見学だったので、よりスペースの整理整頓、見栄えの良さを意識しました。

また終始雨が降る中で行われたのでラリーは車の下に潜って作業するため、自分の身体を濡らさないためにも常に流れてくる雨水を排水する必要がありました。

今回初めてフロントを担当しましたが、北海道でのグラベルとは違い、ガード類の数が少ないので付け外しなどの作業が少ない分、時間に余裕を持って取り組むことが出来ました。

サービスでは大きなトラブルも、セッティングの変更などもなく、少しの仕様変更と基本的な点検だけで終わりました。

天候が不安定だったため、ドライバーとチームでセッティングの変更の有無など相談しながら進めました。決められている限られた時間の中で終わらせないといけないのですが、これは普段の業務も同じで、難しいことだとは思いますが事前に車の状態を把握することが出来ればより効率よく作業できると思いました。

他のディーラーメカニックの方たちはラリーの知識などほとんど無い状態での参加でしたが、今回、雨が酷いラリーだったにも関わらず、楽しかったしためになった、また機会があればぜひ参加したいと話していたのでラリーなどモータースポーツの魅力をより拡散して行けたらいいなと思いました。

またSTIの篠田さんと話す機会もあり、貴重な経験をすることができました。

来月の京都でのラリーもチームと連携を取りながら頑張りたいと思います。

ニュルブルクリンク24時間レース

SUBARU WRX NBR CHALLENGE 2023 参戦SE 札幌北店 茅ヶ迫 雅弘

ドイツの北西部のニュルブルクリンクで開催される伝統の耐久レース「ニュルブルクリンク24時間レース(以下NBR)」では、厳しい選抜を経て毎年全国のSUBARUディーラーメカニックが派遣されています。今年は、北海道スバルから札幌北店 茅ヶ迫 雅弘サービスエンジニアが参戦します。

札幌北店 茅ヶ迫 雅弘

茅ヶ迫SE 参戦前のコメント

今回NBRに挑戦しないか?とお話を頂いたときには、正直自分がNBRへ行きたいと昔は強く思っていた感覚を忘れていました。

2014年当時一緒に働いていた先輩がNBRへ挑戦するといい、そこで自分もお手伝いとして選考会の実技練習をしていました。

結果としてその時一緒に練習していた先輩2人が2015年大会と2017年大会への合格を果たし、NBRで活躍しその姿を間近で見ていた自分も同じ舞台へ立って、尊敬する先輩と肩を並べいつか追い抜いてやろうと思っていました。

が、現実はそんなに甘くなくNBRへの参加要件の1つである社内検定資格であるTS-1級に合格することができず足踏みしてしまい結果資格取得までに6回も受験し、ようやく合格しました。

そして今回のお話を受けて忘れかけていた想いが蘇ってきてNBRへ行きたい!と挑戦することを決意し合格することができました。

今回参加する全国のディーラーメカニックは8名、全員意識が高く良い刺激を互いに与える存在です。

この仲間と共に本番でチームの力になるようしっかり準備をしています。

茅ヶ迫SE 参戦後のコメント

札幌北店 茅ヶ迫 雅弘さん

今回NBRチャレンジ2023に参加させて頂き感謝しています。

ドイツでは本当に色々なことが起こり、本当にあっという間に10日間が過ぎていきました。まさか本戦中にエンジン交換、足回り交換、ギヤボックス交換、リヤデフ交換を同時に作業することになるとは夢にも思いませんでした。ただその中でもしっかりと役割をこなすことができ、微妙なガタの変化に気づいたりSTIの方が作業で手一杯のときのフォローなど自分で出来ること、やれること、自分だったらしてほしいことなど考えて行動しチームとして歯車の一部として出来ていたと自信を持って言えるくらいに頑張ることが出来ました。

その結果チームスタッフはもちろん、ドライバーの方々、観客の方、周りの別なチームの方々から暖かいお言葉を頂き、一番眠たくなり体力的にもツライ時間帯の作業でしたがたくさんの拍手と歓声の中でマシンをレース復帰させられたあの瞬間は一生忘れられない光景となりました。実際レース中にエンジン交換をしたことは過去に一度もなく今回がSTIチームとしても初めてだったそうですので非常に貴重な体験をできましたし、24時間走り切ることの難しさを痛感させられました。

富士スピードウェイでのシェイクダウンや予選レースでは起こらなかったような故障やトラブルが本戦で起こってしまうのはニュルブルクリンクが過酷な場所でSUBARUやSTIが挑戦し続けて市販車にフィードバックしていくことを続けている理由なんだろうと感じました。

今回このプロジェクトに関わった多くの方々や選考会で落選したディーラーメカニックの方々の期待通りではなかったかもしれませんが完走したことは必ず来年へと繋がる結果になっていると信じているので、SP4Tクラス優勝と総合18位以上の目標は来年参加する方々に託したいです。

この貴重な体験は一生の宝物として今後の後輩育成や新入社員確保のために伝えていきたいです。