ハスカップカフェ Labo

今月は北海道胆振東部地震で被害が大きかった安平・厚真・むかわの3町を支援する「ふっこう応援スタンプラリー」を持っておでかけです！

安平のスタンプラリー参加店を巡ったあとに厚真に向かうと、見えてきたのは剥げた山肌と大量のがれき。
運転中に感じる道路の起伏からも大きな被害があったこと、まだまだ復興途中だということがわかります。

そんな厚真の特産品といえば甘酸っぱくて美味しい「ハスカップ」。
ハスカップ農家さんが加工まで手掛けるハスカップスイーツの専門店をスタンプラリー参加店の中から見つけて、行ってきました！

名前は「ハスカップカフェ Labo」。
のぼりに出ているようにハスカップクレープが有名なお店です。

こちらのお店を経営されているのはハスカップ農家の「山口農園」さん。
厚真を「日本一のハスカップの町にしたい」と奮闘し、作付面積日本一になるまでを町と一緒に作りあげた農家さんです。
北海道胆振東部地震ではハスカップ畑が土砂に埋まってしまい、一時はカフェの休業も余儀なくされてしまいましたが「地震で注目されているなら、それもチャンスと捉える」と前向きに考えているとお話ししてくれました。
現在はカフェの場所を移転し営業を再開。
町の方が集うのはもちろん、観光客の方も再び美味しいハスカップスイーツを食べられます。

ハスカップの味をそのまま楽しめるジャムのみのクレープ、お子さんに人気のホイップクリームとチョコが入ったクレープなど一番人気の「ハスカップクレープ」は種類が豊富。

私は大人からのリピート率NO.1という「ジャムホイップピュアブラン」を注文！

手渡されてビックリ！生地が真っ黒！！！！！

こちらはハスカップの美味しさを知らずに「酸っぱそうだから食べない」と考えている方に手にとってほしくて黒くしたとのこと。
今では「クレープの生地は黒いもの」と思っている町内のお子さんもいるそうで、作戦は大成功のようです。

この真っ黒の生地はそのインパクトに圧倒されるだけでなく、とてもモッチリとしていて美味しい！

そのモッチリ感と一緒に口の中に広がるのは酸味よりも甘味を感じるハスカップとさっぱりしたヨーグルトのようなお味。

私が注文した「ジャムホイップピュアブラン」には通常のホイップクリームではなく濃縮ヨーグルトペースト「ピュアブラン」が使用されています。
軽い食感と甘すぎない味が特徴のピュアブランとハスカップの相性はバッチリで、くどさがこないサッパリとしたクレープでした。

山口農園さんは直営店のカフェでハスカップの美味しさを伝えながら、全道各地のイベントにも出店。この日は町内でのイベントに参加しているとのことで私はイベントに伺ってクレープを頂きました。
山口さん、ありがとうございました！