中井英策商店

私が生まれ育った街は北海道伊達市。
伊達市を出て札幌市に住むようになってから「伊達といえば飯寿司だよね！」と言われることが度々あります。

北海道・東北エリアでは郷土料理として知られる飯寿司。
その文化があまりない本州からも人気が殺到しているという飯寿司が伊達にはあるんです。

そんな飯寿司の話を振られると、「よく知ってるねぇ！」なんて顔を今までしてました。

で、ここからが大事な話なんですが・・・・・・。

冒頭で生まれ育った街と書いておきながら、この飯寿司の情報が届いていたのは耳まで。
35年以上も前に誕生した地元の有名品を食べたことがありませんでした。

知ったかぶりしてすみませんでした！！！
今すぐ食べさせてください！！！

ハタハタやニシンだとおなじみという感じの飯寿司。
ただ、伊達の飯寿司は一味違うんです・・・！（まだ食べたことないのに威張る）

全国に根強いファンをもつ「中井英策商店」さんの飯寿司はなんと高級魚「キンキ」を使っています！

念願のご対面！！！！！！

右の大きくキンキのイラストが描かれているパッケージが「キンキのいずし」。

左は「炙りホタテのいずし」。
こちらも同じく人気商品とのことで一緒に頂くことに！

いざ実食！！！

まずは「キンキのいずし」を。
厚めにきられたキンキを口に入れると・・・

驚きました。
アッサリしてるんです！！！

だって、飯寿司ですよ？
独特な臭みというか酸味があるはずの飯寿司なのにバクバク食べられちゃう味なんです。

高級感も味わえて上品なうえにクセがない・・・・・・これは人気な訳だ・・・！

初めての方にはそのまま食べることをオススメしますが、わさび醤油をつけて食べるのも美味しいそうです。（絶対合う！！！試したい！）

続いては「炙りホタテのいずし」です。
こちらに使われているホタテは豊浦産。

その日の朝に採れたホタテだけを使っているとのことで、飯寿司になったってそのプリプリ具合は見ただけでわかります。

こちらもキンキのいずし同様、アッサリしながらもホタテの甘さと焦げ目の香ばしさがしっかりと感じられてとても美味しかったです！

正直なところ、私はこの２つの人気商品を食べて、飯寿司のイメージが変わりました。

中井英策商店 代表の及川さんは北海道独自に発達してきたこの郷土料理をもっと盛り上げていくこと、そして後世に継承していくことが自分の役割だと話してくれました。

私自身、飯寿司自体をあまり食べたことがなかったんですがこんなに美味しいものを知らないのはもったいなさすぎる！！！！！！声を大にして薦めたい一品です。

最近は食べていなかったという方、独特の酸味が苦手だという方も是非一度食べてみてください！そしてお酒が好きな方への贈り物やご家族での集まりのときにもオススメです！

中井英策商店さんの商品は「道の駅だて・伊達観光物産館」「道の駅そうべつ・そうべつアイ」「道の駅・とようら」などで買うことができます。

また、飯寿司商品の他に魚醤「キンキの露」も大人気！
私も料理の隠し味に・・・と意気込んで１つ購入したのですが、及川さん曰くカップラーメンに数滴たらすだけで劇的に美味しくなるとのこと・・・！
こちらも是非お試しあれ！