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【室蘭エリア/あそぶ】

室蘭カルチャーを巡る旅

この記事は公開から1年以上経過しています。掲載されている情報は2017年〜2021年の公開当時のもの場合がございます。最新情報をご確認ください。

誰もが知っている名所はもちろんのこと、気軽に散歩したり、
ドライブしたり、思わずふらっとお出かけしたくなるような
室蘭の素敵なスポットを探しに行ってきました。

日本一の坂

室蘭には「日本一の坂」があると聞いて探してみました。
旧室蘭駅舎前あたりにその坂があるという情報だけを頼りに散策開始!

お!?

・・・ん??

なにやらわけありな雰囲気漂う住宅を発見(てか、廃屋??)
その前には、「日本一の坂」という標識が。

早速、坂を登ってみることに。

日本一というだけあって、急勾配なのか?もの凄く長い坂なのか?
いずれにしても相当な覚悟で歩き始めてみると、緩やかなスロープと階段。
しかも手すりまで設置されていて、なんかちょっと拍子抜け。(笑)

所要時間約3分程度で坂の上に到着。
結局、「日本一の坂」は、長さが日本一でもないし、勾配も日本一ではない。ではなぜ「日本一」なのだろうか。

日本一の由来は、1900年頃に今の日本一の坂の入口の横に、そば店が開業し、その店名が「福井庵日本一」だったのが「日本一」の由来のようです。

ちなみに、日本一の坂を登ったところに、坂の説明が書かれた看板があり、この店の店主にまつわる興味深い話しが記されているので、興味のある方はぜひ一度、訪れてみてください。

港の文学館

室蘭出身の芥川賞作家が3人もいるって知ってましたか?
実は室蘭は文学の盛んな町で、室蘭の文学活動に係る約20.000点の資料を
展示している文学館まであるとの話しを聞いて、早速行ってみました。
※ ちなみに私は文学はまったく詳しくないですが・・・苦笑

なんと、立派な建物!
レンガ調の造りでとってもお洒落〜。

館内には所狭しと、室蘭出身の文人たちの作品や、遺品、資料が並んでいます。
また、文人に限らず、室蘭(または北海道)出身の漫画家の作品もありました。

館長さんに館内を案内していただきながら、
ゆっくりと文学の魅力を堪能してきましたwww
館長さんから「これも自慢のひとつなんだよね〜」と
紹介していただいたステンドグラス。

とても柔らかい光を放って、輝いてました。
なんだか心が癒されました〜

室蘭にこんな素敵な施設があるなんて知りませんでした。
入場無料なので、室蘭に遊びにきた際にはおすすめのポイントです☆

文学に造詣が深い方も、私のように詳しくない方もw
どなたでも楽しめますよ^^

ランプ城

室蘭市の高台に、以前から気になっていた場所があったのですが、
とっても謎めいていて、気になりながらもなかなか立ち寄れず・・・。

しかし今回は行ってきました!笑

みてください、この入口までのスロープ!
なかなか味がありますよね。

近づいてみると、お店らしき看板が。
「ランプ城」というお店。

実は、ここ、レトロ好きな人には大人気の喫茶店なのですww

早速店内に入ってみると、タイムスリップしたような
不思議な空間が広がっていました。

90歳を過ぎてまだ現役というオーナーが笑顔で出迎えてくれました。
この地でかれこれ50年以上も喫茶店としてやっているようで、
その昔は、ジンギスカンも提供していたようです。

ちなみに現在のメニューはこちらww

各テーブルにメニューは置いてなく、お客さんは
一度席に着いた後に、カウンターの壁に貼ってあるこの貼紙(いや、メニュー表)を見て、注文をするというシステムです笑

オーナー曰く、雑誌や、テレビの取材があったり、映画のロケ地としても、
使われたこともあるらしく、日本全国をはじめ、海外からもお客さんがくるとのことでした。

時間がある方は、ぜひオーナーとのおしゃべりも楽しんでみてください。
ドラマのように、わくわく、ドキドキするお話が聞けるかもしれませんよ笑

日本一の坂

住所:
北海道室蘭市海岸町
(旧室蘭駅舎近く)

港の文学館

住所:
北海道室蘭市海岸町1丁目1-9
時間:
10:00〜17:00
休日:
月曜日、祝日の翌日、
12月29日~1月3日
リンク:
港の文学館

ランプ城

住所:
北海道室蘭市栄町1-127-3
時間:
12:00~21:00
休日:
不定休
リンク:
ランプ城